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子どもの歌声が

ふいに心に触れることがあります。

 

小さな声で口ずさむ

雨のうた。

 

雨に濡れつづけたものたちが

くしゃみをひとつして

やがて空を見上げる。

 

気づけば

時は流れ

光が差し込み

そこには 虹。

 

私たちの中にも

同じ景色があることを思い出させてくれる。

 

しずかに沈んでしまう日も

言葉にならない想いを抱える時も

あるけれど。

 

それでも

すぐには見えなくても

どこかで少しずつ

雲はほどけていく。

 

ふとしたやさしさに触れたり

当たり前だったものの温かさに気づいたり。

 

そのとき

心の奥に

そっと虹がかかる。

 

雨があったからこそ

出会える光。

 

まだ空が曇っているときは

わからないこともあるけれど。

 

いつか

雨も光も

どちらも大切なものだったと

静かに思える日がくる。

 

そのままの歩みで、

また空を見上げられるときが来る。

 

そのときにはきっと、

あなただけの虹が、

やわらかく、かかっている。

 

雨の中で見ていた景色も、

少しだけ、違って見えるかもしれません。

 

同じ空の下で、

何を心に灯すのか。

 

それは

いつも、

自分の手の中に。