初めまして、淳敬といいます。
出産子育てが、ほんの少～しですが落着きはじめ、姉に背中を押されて、また仏画を描く事を再開し始めた今日この頃です。
石川県の金沢のお寺を舞台にした芸術祭 oterart 金澤2022(9月17日～9月25日まで)に出展する作品を姉（安念千尋）と共に1か月程かけて作成しておりました。（姉と2人『あ•うん』という名前で出展しています）
四体の天女さまを向かい合う形で描きました。天女さまの周りには金沢らしく金箔を散りばめ、ゆったりと美しく風を感じながら、楽器を奏で舞い降りてきた様子を、扇風機の風〜を感じながら汗をかきかき描いていました。大事なお顔は美人にな〜れ、可愛くな〜れとひたすら願いながら描きました。
展示奉納する金沢の長谷山観音院には、昔から家の軒先に吊るして祀る とうきび（とうもろこし）の縁起物が有名なことから、天女さまと共にとうもろこしも描いています。
他にも素晴らしい作家さんや学生さんの作品をお寺と融合した形でご覧になれる貴重な機会だと思いますので、ご興味のある方は、ぜひ足をお運びになり、ゆっくりと楽しんでご参拝くださいませ。
今年のoterart金澤のテーマは「癖」です。
「癖」って、考え方も含めいつの間にか身について、ひとりひとり違って、面白いですよね。この機会に「癖」についてゆっくり考えたり、観察してみてはいかがでしょうか。
